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三種の神器-4

最初だけだったな。+2秒/day(笑)

何か遅れるからちょっとだけ進めよう。
良く見ると文字盤に異物があるし。

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軍用は裏蓋に刻印が入ってるけど
これは民生用なんで平和でいい(笑)

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スクリューバックの裏蓋を開けると
軟鉄製耐磁インナーケースがある。

手巻きの時計だから裏スケにしよう
かなと思ったけどダメだよねこれじゃ。

裏スケの裏蓋作って差し替えても
透けて見えるの機械じゃなく鉄かよ
みたいな(笑)

このインナーケースの下にはcal.89
が入っているはず。

11-11.jpg

あー、良かったcal.89で。入っていた
のがMIYOTAだったら即死してたよ(爆)

とりあえず機械を抜いて異物を除去。

11-12.jpg

これなかったら機械抜かなかった(笑)

それにしても見てよこの文字盤の厚み。

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耐磁時計なんでこれも軟鉄製のはず。

そりゃちっこいのに重い訳だよ。表も裏も
中枠も軟鉄バッファローズなんだから(笑)

三種の神器-3

このMark XI はバネ棒というものが
存在しない。ラグに棒がハメ殺しに
なっている。

だから選択肢としてはNATOブレスに
するか革ブレスにするかというかたち
になる。

NATOブレスはいかにも軍用という
感じがしてイヤだから革ブレスが
ついたものを探していた。

革ブレスは基本的には消耗品。程度
が悪くても交換してしまえば問題ない。
そこで決め手となったのは尾錠。

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インターのオリジナルがついていた。

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届いて実際に見たらこれも人が使用
した形跡が全くない新品だった。
やっぱりこれデッドストックなんじゃね?

時計を選ぶのに非常に重要なのは
パッと見でグググッと来るものがあるか。

程度はともかくやはり時計の顔である
文字盤と全体のまとまり感ってやつだな。
今回は夜光の色がかなり刺さった。

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文字盤の夜光がオレンジで時分針が
クリーム。秒針はホワイトだからグラデ
っぽくて非常に可愛い(笑)

試しにちょっと歩度を見てみよう。

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うわー!振り角350度 +11秒/day!

やること何もないじゃん。実際に使って
みたら+2秒/day位だったよ。裏蓋を
開けるのは何年か後でいいやね(笑)

三種の神器-2

空はこれで制する!

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IWC Mark XI

まさかのインター(笑)

ずっと欲しかったんだよこれ。三針の
究極はパテのRef.96、ロレのRef.1016
そしてこれだと思っている。

人気があるのはブロードアローと
裏蓋に刻印が入ったやつなんだけど
入手するなら民生用と決めていた。

文字盤はブロードアローや○Tが入って
いない方がスッキリしていてバランスが
いいし、何より軍人さんが使っていた
という時計はちょっと抵抗がある。

軍事用は1948~1953年位のものが多い。
コンディションも様々で民生用より高額。

これは1980年とか書いてあったけど
実際にはどうなんだろ。Mark XIIの発売
が1994年だけどそれまで作られていた
訳ではない。

1980年台中頃まで製造されていたらしく
その辺りのものが最終だということを
どこかの記事で読んだ。ひょっとしたら
これは最終ロットなのかもね。

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人が使用した形跡がほとんどない。

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小キズすら見当たらない。これ実は
デッドストックなんじゃないかと思う。

それにしても手巻きだからなんだろう
けど、このデカいリューズがもの凄く
いい。ぶっ刺さるポイントだよ。

11-04.jpg

小ぶりなのに何か中身が詰まってる
感じで重量感がある。やっぱりこういう
ことなんだよいい時計ってのは。

そういえば昔誰かが小ぶりなケースに
デカリューズをロリ顔に巨乳と例えた人
いたけど、それってどうなのよ?(笑)

つづく

三種の神器-1

時計は現在の時刻を知るというツール
であるが、特殊な機能や性能が付加
されることによりプロフェッショナルモデル
と呼ばれるカテゴリーが確立する。

ダイバーはサブ系。パイロットはGMT系。
探検家はエクスプローラー系。

探検家などという職業の人がどれだけ
いるかは知らないけど(笑)

分かりやすくロレックスで例えたけど
オメガでも同じことが言える。

ダイバーはシーマスター。駅員さん(笑)
はレイルマスター。宇宙飛行士はスピード
マスタープロフェッショナル。

そうそういないけど宇宙飛行士は(爆)

まさかここを見てる人で一本くんなど
いないと思うが(笑)、同じカテゴリーで
複数本というよりも違うカテゴリーで
揃えるという方が多いんじゃないかな。

かくいう私も全て違うカテゴリーだが
他の人とは明らかに異なる点がある。
ただ集めるのではなく制するという点だ。

陸はこれで制した。

6263523.jpg

海はこれで。

16600523.jpg

そして…

つづく

The island closest to Heaven - 38

面取りは???

何だよ面取りって…あぁ、こういうことか。

ticth-124.jpg

これは出来ない。そもそもこれは
カットする人の仕事だよ。最初から
こんな感じでカット出来ないので
あれば本職の研磨師じゃないと。

ちゃんとした治具と高出力の回転
するダイヤモンド砥石が必須となる。

リューターなんかでは到底無理だし
治具は木製のザ・治具だよ?(笑)

それでも何とかやってくれって食い
下がるもんだからさ、さすがに言ったよ。
もう金返すからヤメさせてくれと(笑)

それでようやく諦めたよ。やれやれだ。

その後別件で躯ちゃんから宝石を
研磨している画像が送られてきたん
だけど、まさにこれだよ。

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手動で凄いとか言ってたから逆に
言ってやったよ。正確な治具があれば
当ててくだけなんだからそんなの誰でも
出来るだろと。木製のザ・治具で研磨
する方が100倍難しいよと(笑)

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それも先のメンズサイズの大き目の石
とは訳が違うよ。面取りなんかしても
肉眼じゃ分からない位ちっちゃいよ?

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マジでちっちゃいだろ?

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面取りなんか必要ないだろ?(笑)

The island closest to Heaven - 37

かなり前から調べて購入した最終兵器。

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史上最強のダイヤモンドペースト。

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60000番(爆)

前回の最終鏡面仕上げでも十分
なんだけど出来ることは全てやる。

まだやってなかった最後の1個を
前回の工程で研磨した際に紛失
こそ免れたものの結構飛ばした。

治具が甘くなっていた。仕方ないよ。
木だもの(笑)

そこで新たに最初に作った真鍮の
疑似サファイアでまた治具を作る。

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元々の部分が随分と拡がって甘く
なっているのが分かる。ではセット
して究極のダイヤモンドペーストで。

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今回はちょっと硬めのフエルトポイント
で力を入れてギャンギャンやる。順番に
3個とも全てやっつける。

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すげー!

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マジすっげー!!

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これが宝石ですよ!

かなり興奮したよ。見てるとホントに
綺麗でさ。ちっこい宝石集めて何か
作りたくなったよ(笑)

これはいいぞと思ってさ、クライアントの
躯ちゃんにドヤ顔しながら画像を送ったのよ。
そしたらさ、思いもよらないことを言われたよ。

つづく

The island closest to Heaven - 36

サファイアの研磨。使う道具はこれら。

ticth-114.jpg

リューターのサイズを見れば研磨
するサファイアのサイズがいかに
小さいか分かるってもんだよ。

ダイヤモンドペーストのキャップの
種類が違うのはどういう訳だか
意味もなく神隠しにあったからだ。

仕方なくアロンアルファのキャップ
をハメといた。でもすぐ取れる(笑)

ダイヤモンドペーストはピンクも黄色
も最終鏡面仕上げ用なんだけど
前者の方がちょっと粗い。

ピンク → 黄色という順番で研磨する。

以前は半分指で押さえながらやって
いたんだけど、フエルトバフを全面に
押し当てながら出来るようになった。

ticth-115.jpg

ピンクでもかなりピカピカになった。
さらに黄色で研磨する。

ticth-116.jpg

やったことがない事でも頑張れば
出来るもんだなと自分で感心したよ。
宝石の研磨職人になれるよ(笑)

この後さらに入手していたアイテムを
投入する。結構前に届いてたけど荷物
まだ開けてないから現物見てない(爆)

The island closest to Heaven - 35

2ヶ月ぶりの更新。文字盤リダンは
いまだに上がってこない。その間
ただ手をこまねいていた訳ではない。

サファイアの仕上げのために何点か
アイテムを入手していた。その内の
1点がこれだ。

ticth-110.jpg

ザ・ルビー砥石

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実はサファイアで気になるキズが
あってそれを消すべく粗仕上げ
から最終研磨する決意をしていた。

サファイアとルビーは同じ鉱物。
含まれる不純物によって色が違う
だけだから硬度も同じ。

これにダイヤモンドペーストを使い
根気よく粗仕上げをしていく。

ticth-112.jpg

何かマグロの赤身に練りわさび
にしか見えないんだが(笑)

ticth-113.jpg

やった後に思った。これ最終仕上げ
までに行きつくのかなり大変だと。
ホントに硬いよサファイア。

気になるキズは肉眼じゃ分からない
レベルだったんだけどなぁ…

吉田くんポール-04

忙しくて日中は外出出来ない。
近所の蕎麦屋にすら行けない。
来週は特にそれが顕著になる。

ブログの更新頻度が低いのは
忙しいからというよりも燃える
ネタがないからかも知れない。

今チャレンジングで残っている
ものといえば躯ちゃんに頼まれて
いるリゾートちゃん位か。

実は他にもあるんだけど物事には
優先順位や下準備、順序という
ものがある。

百害あって一利あるかないかの
ブログだからどうでもいいんだけど。

吉田くんに頼まれた黒ポール。
実はかなり大変だったんだけど
こんなもんは過去の焼き直しだ。

DSC02313.jpg

ベゼルをカシメるのに1時間。
風防を他のケースにセットして
旋盤使って外周落とせば良かった。

いい加減学習しろよと思うけど
何かちょちょっとやればすぐに
終わる的な感覚がいつもある。

だからダメなんだと思うけど(笑)

ブレスは2コマ目も段差があった。
それも頼まれた訳でもないのに
修正しないと気が済まない。

DSC02314.jpg

歩度なんかは今回一撃だったな。
おそらく実用して+10~15秒/day。
5振動のロービートで上出来過ぎだ。

DSC02315.jpg

パトラッシュ、疲れたろう。
僕も疲れたんだ…
なんだかとても眠いんだ…


作業している最中は常に殺意に
満ち溢れてたんだけどな(笑)

吉田くんポール-03

今回の依頼内容は文字盤とベゼルの
交換。インデックスの黒乗せは善意。
オレってなんていい人なんだろ(笑)

DSC02267.jpg

クロノグラフのテストは交換する前に
やって問題なかったから楽だ。

DSC02268.jpg

このブレスはダメだろ。フラッシュフィット
よりも1コマ目の方が幅が広い。これだと
ラグに干渉して具合が悪い。

これも別に頼まれてないけど加工して
ちゃんとしてやろう。ホントにオレって
どんだけいいヤツなんだよ(笑)

文字盤は前回の黒ポールと同様に
足の位置が合ってない。

DSC02278.jpg

足を片方ぶった切ってインダイヤルの
穴と歯車のほぞの位置を合わせる。

機械は念のためにハンマーのためを
若干弱くしておいた。

DSC02279.jpg

ちゃんと積算するし帰零するよと。

プロフィール

かずちん

Author:かずちん


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原因不明の体調不良がようやく
治った。仕事してますww

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