変造手巻きデイトナ色々-06


文字盤の足を留めるネジが利いてないのに
文字盤が外れない。これは接着剤か何かで
固定している証拠だ。

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文字盤外すの苦労したよ。百歩譲って接着剤を
使うのはいいとしてもだよ?こんなにつける必要
ないんだよ。ホントは百歩譲らないけど(笑)

そもそも最終的にキドメ板で文字盤をケースの
見返しにテンションかけた状態にするんだから
仮で固定的な感じでいいんだよ。

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ホント次に作業する人のこと考えてくれよ(笑)

機械の方は薬品使って綺麗に剥離するとしても
文字盤はインデックスの足のとこはヤバい。
だからこそぎ落として行くしかないよ。

昔地面に貼りついてたガムを金属のヘラで
ガッと剥がしてる掃除のおばちゃんいたじゃんよ?
そんな感じを想像してくれればいいよ(笑)

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じゃあぼちぼち機械をやって行こう。

クロノグラフ部をやり始めてすぐに気付いたよ。
言っとくけどクロノグラフ部って部活動のことじゃ
ないよ?クロノグラフの部分ってことだよ?

そんな部活動あっても絶対に入らないけど(笑)

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この機械ってリセットするとハンマーがフライバック
して停止するじゃんよ?その停止するとこのネジが
高さが足らなくてハンマー通り過ぎてるんだよ(笑)

このままでもおそらく機能するんだろうけど、なるべく
正しいものに交換した方がいいに決まってるよ。

さすがにこのネジは在庫ないよ。同じようなネジを
探して取り付けるしかないけど、ちょっと特殊な
感じだから探してもないかも…

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これなんかどうかな。取り付けてみよう。

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うん、こんな感じこんな感じ(笑)

ちょっと径が太いかも知れないけど、それによって
不具合が出るようなら径を落としてやればいいだろう。

【おまけ画像】

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吉田くん、かぶるから黒文字盤して来ないでくれ(笑)

変造手巻きデイトナ色々-05


時間が掛かりそうな作業から先に進める。

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渡された仕様書には黒く塗装されているクロノ
グラフ針を「全体はシルバー。先端部のみ黒色」
に変更と書いてある。

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ひっくり返すとシルバーだから塗装を剥離する
だけでめっきしなくてもいいかも。

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さすが強力剥離剤。一撃だ(笑)

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思った通りめっきする必要ないや。助かった。

次はインデックスの塗装だ。これは前に何回か
やってるけどやり方を過去ログで確認したよ(笑)

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12ヶ所もあると結構時間掛かるよ?(笑)

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でもこれは失敗してもやり直し出来るから
その分お気楽だよ。出来がいまいちだったら
ペロって剥がせるからね。万が一文字盤に
ついてもペロって剥がせるってのは塗料では
あり得ない利点だよ(笑)

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塗料だとこの立体感と艶は出ないんじゃないかな。

さっきの針の先端の黒もこれで入れよう。仕様書と
一緒についてきた写真に「先端の三角形の部分だけ
でなく直線部少しだけ黒塗りあり」と書いてあった。

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その画像の針の塗装がたまたまハミ出てるだけで
正しいのはこっちだよと(笑)

変造手巻きデイトナ色々-04


最近色々と忙しくて更新していなかったけど
作業をしていなかった訳ではない。この手の
時計はある程度進めないとアップ出来ないと
いうのも理由の一つだ。

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この時計に関してはやらないとならない作業が
恐ろしく多い。しかもやりたくない憂鬱なやつ(笑)

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機械のメンテナンスはおそらく問題ないと思うが
進めて行くとトラブルが見付かるのが変造時計
だってことは重々承知だよ。

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キドメ板は二枚重ねか。地板とミドルケースの
リセスのスペースが広いんだな。問題ない。
四点で留めてないだけましだ(爆)

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時針と分針が接触してるじゃんよ。さすがに正面
から見ただけじゃ分からないよなこんなの(笑)

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12時間積算計も文字盤と接触してるよ。刃物が
入らないじゃんよこれじゃ。

supn-06.jpg

ま、普通に抜くけど(笑)

文字盤の足の位置が合ってないからスモセコ類が
全部センターからズレている。容赦なく文字盤の
足をぶった切って対応しようじゃないか(笑)

変造手巻きデイトナ色々-03


プッシャーは元に戻すのではなく見た目重視で
このまま行くとのこと。そもそもそういう感じの
時計なんで正解だろう(笑)

ミドルケースは最後に面を出すというか、現状
ちょっと甘いエッジの部分を少し出してやる。

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新品ではあるけど設定はビンテージ(笑)なんで
この位でいいだろう。ケーシングする。

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交換前のケースがゴツかったせいか、巻き芯の
長さが合わないから調整する。何気に一番嫌いな
作業が巻き芯の長さ調整だったりする(笑)

画像ないけどキドメも合わなくてさ、だからイヤ
なんだよ時計になってないやつって。

ケーシングしたら最後にベゼルで風防をカシメる。

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ギリギリ入らない。しつこいようだけどだから
イヤなんだよ時計になってないやつって(笑)

何度か風防を調整してはカシメてみてという
ことを繰り返す。

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よし。この角度で見てもミドルケースがそれっぽく
なってるのが分かると思う。

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出来た!

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これ実物相当いいぜ?(笑)

【おまけ画像】

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納品後の打ち上げでのツーショット。これ見ると
ミドルケースの形状は大事だって分かるだろ?(笑)

変造手巻きデイトナ色々-02


では順番にやって行こう。まずはケース交換。

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吉田くんのやつなんだけど、預かったのは1月
だったか2月だったか(笑)

ちょっと忙しくてとてもじゃないけど手を付ける
ことが出来なかった。

ケース交換なんか機械を入れ替えるだけだろと
思う人がいるかも知れないが、今回はプッシャー
交換や風防・ベゼル交換、さらにミドルケースの
形状の修正があるから結構やること多いんだよ。

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現状プッシャー側はこんな感じ。

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逆サイドはこんな感じ。これを削ったり研磨をして
ロレっぽくして行く。

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ラグの先端を少し落として大胆にギャン☆ギャン
削る。例によって削り過ぎたらアウツっ…!だけど
吉田くんのだから別にいいだろ(笑)

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研磨してとりあえずこんな感じになった。後で
最終調整するとして、プッシャーを差し替える。

これが思いのほか時間が掛かったよ。どういう
訳か取付け出来ない。何でかなと思ってイライラ
しながら何とか取付けたけど原因分かったよ。

hzirir-07.jpg

プッシャーの外径が大きいのかミドルケースの
プッシャーの根元の窪みの径が小さいのか干渉
するんだよ。取り付けたはいいけどちびっとしか
動かないからスタートもリセットも出来ないという(笑)

プロフィール

かずちん

Author:かずちん


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